ぜんそくってどんな病気?
一般的にぜんそくは気管支喘息(きかんしぜんそく)のことで、慢性的に気管支(または気道)の粘膜が炎症をおこす病気です。呼吸困難の発作や喘鳴(ゼーゼーやヒューヒューと音を立て息苦しくなる状態)、咳などの症状をおこします。ぜんそくの原因は様々ですが、多くは気管支にアレルギー反応が起きて発症します。その他にも、運動や薬剤が原因となって発症することがあります。
治療について
ぜんそくの治療については、気管支の炎症を主に吸入ステロイド薬をつかってコントロールしていくことが一般的です。また、症状によっては、気管支拡張作用のある注射をしたり、点滴をすることで炎症をおさえます。症状が改善しない場合は入院をして治療することもあります。ぜんそくは、お子様の代表的な呼吸器疾患としても知られていますが、成人になって発症することもあります。ぜんそくの症状が疑われる場合は、ぜひ当院にご相談ください。